【紅葉】京都・東福寺 建物の大きさに圧倒!一人旅
(16/12中旬 京都・東福寺本坊庭園前,Canon Eos Kiss X5i)
東福寺は,前回紹介した「光明院」の近くにある.
(前回の記事はここから)
規模的には,光明院の何十倍も広いお寺だ.
参拝客も多く訪れる,有名観光スポットである.
(ここに来るまで,「東寺」と違うことを知らなかったもの自分が言うのもあれだけど)
この東福寺でも,紅葉が残っているかもしれない思い,やってきた.
棟の端を見ると,この角度でつい撮ってしまう.
…脱線しそうなので本題へ.
観光客が多いといいつつ写真では,
人もまばらのように見える.なぜか?
「紅葉の旬を過ぎている」のも一つの理由だが,
閉園間際の夕方だからである.
東福寺の場合,15時30分に受付を締め切ってしまう.
僕が東福寺の敷地に入ったのは15時20分,
そして今の時刻は…
15時28分
あと2分で閉まってしまう.
しかし建物入口には着いていない.
1つ1つの建物が大きすぎて,どれが入り口なのかわからないのだ.
そもそも,ぎりぎりで行くのがいけない,という指摘は最もである.
ただ,
光明院に90分滞在することになろうとは,誰が思っただろうか.
あまりに心地よすぎた.
とにかく,早く 入り口 を探さねば…
東福寺 本坊庭園 -八相の庭- へ駆け込む
時刻は15時30分を過ぎたとこで,
入口っぽいところを発見.
と,「入られはりますか?閉めますよ」と声をかけられて,
即座に「もちろん!」と反応.
拝観時間は残り 30分.16時にはこの建物から出なければならない.
ぎりぎりで入ったのだ,仕方ない.甘んじて受けよう
今回向かうのは,方丈庭園,パンフレットでいう「本坊庭園 -八相の庭-」の方である.庭園と通天橋は別々だったのか.何も知らずに入ってしまった.
(紅葉を見るなら「通天橋」に行くべきだったのでは……)
心の中で思ったが,ここしか入口を見つからなかったのだ.
仕方ない.甘んじて受けよう.
庭へ行く途中に飾られていた写真
このシリーズ見覚えがある…
光明院でも見た,「そうだ 京都,行こう」である.
「写真はどこで撮ったんだろう…」と気になりつつも,
残り30分切っている状況で文字を追う余裕はない.
まあ,仕方ない.甘んじて(略)
渡り廊下を抜けると,夕日が差し込んできた.
東福寺の建物は迫力ある大きさが特徴である.
この建物の奥行きは,天龍寺と同じかやや大きいかもしれない.
門の装飾が細かい.
これはboketeでボケられそうな素材.
庭園はこの枯山水だけではない.
メインの「方丈」を見に行かねば.
順路に沿って進むと,お堂の周りをぐるりと反時計回りに1周することになるそうだ.
曲がって突き当りを進むと,ちょっとした高台がある.
この高台から,今見えているのが,「通天橋」である.
12月中旬だと,光明院では美しい紅葉が見れたが,
東福寺はさすがに落葉が進んでいた.
「東福寺の旬の紅葉見たかったなー」と思いつつも,2つ目の角を曲がったときに現れたのは,
「本坊庭園」のメイン,北庭.
苔と石で出来上がった市松模様が特徴である.
ちなみにコケの種類はウマスギゴケというらしい
(所さんの目がテンでも紹介されていた)
これ作るの大変だろうなーと思いつつ,僕が見ていたのは…
南庭の質朴さも捨てがたいが,この鮮やかさ,「見事」である.
こんな景色に出会えるなんて…さすが京都は格が違う.
そうこうしているうちに16時になったので,建物を出ることにした.
建物は出たが,境内はもうすこし残れるので,少し散策することにした.
(京都一人旅 続く)